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スイス生活もそろそろ5年目の突入しようとかという今日この頃、また新しい経験をしました。 月1回スイス在住の日本人の方々にお料理とケーキのレッスンをさせていただいていますが、 昨日は初めて「English Speakerの方を対象に日本の家庭料理を教える」というのをやりました。 今まで周りの友人や知人に「外国人対象にもやったらいいのに」と言われていたのですが、なにせ私は自宅を開放しているため、「だれでもどうぞ」というのが難しいなぁと思っていました。 まぁ、そういう感じでぐずぐずしていたんですが、お友達がYahooアメリカのコミュニケーションで「スイスに住むExpat (expatriate=海外駐在)」のグループの掲示板に私の教室のことを載せてくれたのです。 すると早速3件ほど問い合わせがあり、今回そのうちの1グループに来ていただくことになりました。 実はその方々が来る2日前に通常のクラスにきていただいてる日本人ママコンビでお子さん達をインターナショナルスクールに通わせてる方に、メニューについて相談をしました。 メニューは 「カリフォルニアロール」 「ごま豆腐」 「野菜の天ぷら」 「鶏の照焼き」 ママコンビ曰く「ごま豆腐を好きになるかどうか、ちょっと難しいところかも」といわれました。 「酢の物に変更しようかな?」とも思ったけど、忙しくて英語のレシピを書いてる暇がなく、そのままこのメニューで突入しました。 さて、当日「どういう方々かしらーーーー???」とかなり緊張。 もちろん、日本人の方が初めて来られるときも緊張するんですが、その時点で私が彼女達について知っていることといえば、 「海外駐在」「多分英語を母国語としている」というだけ・・・。 果たして現れた、女性4人組は一言で言えば 「Desparate Housewives」(アメリカのドラマです)を絵に描いた感じ。 否定的な意味ではなく、ドラマの登場人物達の如く4人の外見のどこにも共通点がみられない。 唯一の共通点は、 「久々に聞くばりばりのアメリカンイングリッシュ」を話すことだけ。 そしてビックリしたことに、この方々は皆さん私が2日前に相談した日本人ママ達と子供さんが同じ学校だったこと。 レシピ説明をして、実習をして、試食といういつもの通りのステップで進んでいくはずが、レシピの説明のところで、ニューヨーク出身の「自称日本食大好きなSさん」に「だしのとり方」まで説明させられて、時間がだんだん押してきた。 でも皆さん楽しんでやってくれたし、きっとスイスで優雅に生活しているんだろうなぁ。と感じさせられました。 結構笑えるこの一言・・・。 「ねぇ、こうやってお寿司に使えるくらいのサーモンを買うときって、ドイツ語でなんていうの?」 アメリカ人にドイツ語を教えている日本人の図。 本当に良い経験になりました。 これからどれくらいのボリュームでこのスタイルをやっていけるかどうかは???ですが、これからもいろいろチャレンジしてみたいと思います。
by ricocarlo
| 2007-05-12 18:13
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