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初めての国に訪れたら、まぁちょっとは観光しませんか? しますよね…。普通。 でも、私もご一緒した友人も「食へのプライオリティが高すぎて、観光のプライオリティが低すぎ。」 そうそう。先に今回お世話になったホテルのご紹介! ルアンババーンは近年「観光化」が著しく、ホテルがババーンと(おやじギャグ以下パート2)が建設されているのですが、周りの景観を損なわないように、どれも部屋数が少なめ。 もちろん、●ルトンとかシェ●●ンてなホテルはお見受け致しません。 我々が3泊お世話になりましたのは、 「Villa Santi Hotel」。 街のど真ん中(といって、ルアンババーンの町って狭いんですけどね)でどこに行くのも便利。 朝食ルーム(昼&夜はレストラン) あっ…。実は今回の旅で、どっぷりとはまってしまった食材がこちら。 ↓ ↓ ↓ なーんだ。(って書いてあるやん。) そう。クレソンなの。 ラオスではクレソンが良く食べられるらしく、時々レストランのメニューにも「クレソンスープ」とか麺料理にも添えられてたりとか。 別にクレソン珍しくないじゃん? と思われるかも。でもこちらのクレソンは柔らかめで、苦みもやや控えめだから、バリバリ食べれる。 おかげでラオス滞在中は、お腹の調子もよろしくて。 あー。また話が食べ物にそれちゃった。 このホテルでは、無料で空港まで送迎してくれるし、スタッフの人も英語OKだし、なにより「部屋がスィートにアップグレード」されて、私と友人は別々の部屋だったんだけど、お互い広ーいスペースを楽しみました。 せめてお互い初ラオスだし、「パークウー洞窟」くらいは行こうか?と言ってたのに。 注:パークウー洞窟は絶壁に掘られた洞窟に無数の仏像が鎮座する。(by 地球の歩き方) 朝ご飯を食べながら、ホテルのエントランスを見下ろすと、欧米人がツアーのお迎えバンに吸い込まれていき、「あの人たちとずっと狭いバンに乗ってるのしんどいねぇ。」なんて。 一体どこのお嬢?と思われる根性なしの我々。 で、雑貨めぐりをしていたら、絹織物のお店で「半日織物体験」っていうのを見つけちゃった。 半日だしいいんじゃなーーーい。 というこで参加。 まずは、糸を糸巻に移す?作業から開始。 ここで自分が不器用だったことを思い出す。 時すでに遅し。 そしていよいよ機織り機に移動。 カッターン、カッターンとね。 前髪が垂れて、ゲゲゲの鬼太郎風。 撮ってる友人は「『ああ、野麦峠』風でいいわぁ。」と。ちなみに野麦峠はお蚕さんからの糸取りですけどね。 実は私の横に熟練のおばちゃんがずっとつきっきり。 糸が絡まったり、模様の部分になると素早くヘルプの体制。 織終わったら、熟練マエストロが自らのスネ?を使ってフリンジを作ってくれます。 そのせいかマエストロの足はつるつる。 で、出来上がった作品はこちら。 FBにアップしたら、友達から「素敵な色、似合うと思うわぁ」って。 ストールと勘違いされたようですが、これテーブルマットです。 ストールだったら、多分今でもまだ織ってると思われます。 さて、お次はルアンババーン最大の目玉商品 「托鉢見学」。でございます。 これはね。 偶然?にもホテルの前。 早起きさえできればこっちのもの?です。 友人のお部屋がこの道に面していて、「5時半過ぎくらいからお坊さんの足音が聞こえ出した」という情報をもとに、5時半に通りにでてみる。 ホテルを出たらすぐ大勢のおばちゃんたちが寄ってきて、「お坊さんにお渡しするも」&ゴザをセットでセールスにくる。 とりあえず私と友人で1セット購入。 ハッピーターン?風のかわきもののお菓子&カピカピになりかけたもち米。 「・・・こんなん食べたい?」 我々のお隣にいらしたお嬢さんは、敬虔な信者?のようで「ほっかほかの炊きたてもち米」で待機中。 きはった。きはったぇぇ。 すごく感動しているんだけど、なぜか頭の片隅では「東京ディズニーランド、エレクトリックパレード」の音楽が鳴り響く。 だめ。 だめ。 もっと敬虔な気持ちにならなくちゃ。と自らを鼓舞している間に。 いっちゃった。 ちなみに僧侶の方々の後ろには、ごみ袋?を持った子供たちが一緒について回ってるの。 で、僧侶はお布施でもらった「ハッピーターン」をこの子供たちに渡す。 子供らおばちゃんに戻す。 おばちゃん、「ハッピーターン」また売る。 そう。ハッピーターンはリサイクル商品…。 なんだかなぁ。 別にその国の社会構図にたった3泊くらいで来た人間がとやかくいうつもりはないんですけどね。 なんだかなぁ。 もちろん、托鉢はハッピーターン、もち米だけじゃなくて、果物とか現金も入ってるわけで。 でもハッピーターンはリターン(座布団3まい) で、10代になるかならないかの少年たちが、親から離れて修行なんてかわいそう…。と思ってたら、寺の前の通った時に、このオレンジの袈裟姿で、iPhoneいじくってる子がいたり、近くの売店から、コーラやスプライトをたんまり買ってる?(もらってる?)のもいたり。 いや、いいんですよ。 「子供の時から寺修行に励んで可哀想」っていう図式は勝手に私が作り出したもんなんだしね。 「お経、だるいナウ」とかやってたって・・・。 いいんですよ。 奥さん、ちょっともやもやしない? にほんブログ村
by ricocarlo
| 2013-04-06 15:12
| 旅人日記
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