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ここ数カ月、ほーんの一部の方はご存知ですが、不肖わたくし、「スイスジャーマン」のレッスンに通っておりました。 そして昨日、一応の終息を迎えました。 コアフレンドの2名と私、日本人計3名でグループを作り、レッスンを受けることに。そもそもこの先生は、私が昔、ZD、ZMPを受験する際、通っていたベルリッツの「試験対策コース」の先生でして、先生は1年前くらいから、独立されて現在オフィスを構えて、「ハイジャーマン」と「スイスジャーマン」のレッスンをされています。 ZMPが終わった後に、2回くらいブラッシュアップのために他の学校に通ってドイツ語の勉強をしましたが、どの先生よりもこちらの先生がBestでございました。 自分のお小遣いで通うんだけど、一応礼儀としてCarloに「スイスジャーマンのコースにSIちゃんとSAちゃんと通うことにしましたぁ。」と事後報告した時の彼のリアクション。 「えっ?なんでそんなことするん? あんたドイツ語完璧にしゃべれてるわけちゃうやん?なんでこの小さい州(我々が習うのは一応チューリッヒドイツ語)でしか使われない言葉習うん?」と全く否定的。 あげくの果てには「どうせ方言習うんやったら、ロマンシュ習ったら?君、グラウビュンデン州の住民やで。」と。 ロマンシュ?ロマンシュってあの「スイスの0.5%しか話されてない言葉ですか?あのー、私の友達の旦那さんで、だれかロマンシュ語しゃべれる方いらしゃいますかね?(いたらごめんなさい。手を上げてください)」 そして一応言っておく。 私、このYoutube観て、ここに出てるロマンシュは全部マスターしてますから。でもBundi(おはよう)Grazia Fitz(ありがとうございます)とViva(乾杯)しか使ったことないですから。 まぁ、そんなCarloからの横やりも「軽くスルー」でスイスジャーマンのコースに通いました。 スイスジャーマンのコースに通って、前よりもスイスジャーマンが理解できるようになったのは確かなのですが、それよりも私、あることに非常に納得しました。 「なぜ、スイス人は「ハイジャーマンで話してね。」とお願いしても、10分後にはスイスジャーマンに戻ってたり、ハイジャーマンだと会話が弾まなくなるのか?」 スイスジャーマンって「ジャーマン」と名はつけど、語順が違ってたり、単語の語尾は省略、省略。しかも省略してから、次の単語の冠詞とリエゾン?となんか「近からず、遠からず」の間柄。 学校でハイジャーマンを習って以来、仕事関係や友人関係でハイジャーマンをしゃべる機会がなかった人に、ハイジャーマンを喋ってと(もしかしたら、20年ぶり?)とお願いするのは、きっと「お里が知れちゃう」ことにもなりかねなく、それだったら、「俺にも外国語、君にも外国語の英語にしようぜ」にしたがる人がいることもありえるなと…。 しかしながら、私自身はこのレッスンを受けたからと言って、スイスジャーマンを話そうとは思ってないし、当初の「理解できるようになりたい」という目標に少し近づけたことには大変意味がありました。 なんやかんや楽しかったのは、「日頃は日本語でがんがん喋ってる3人」が「スイスジャーマンでロールプレーイング」してる図。「くせー」「くしー」 傍から見たから滑稽です。 そして先生が分からないことをいいことに、レッスン中に「なんなんそれ、全然わからなーい。」とか「その文法おかしいしょ。」とか好き勝手言って、ストレス発散。 クラスメートのお二人ありがとうございました。 Carloをも驚愕させた「先生お手製の代名詞格変化表」。 「話し言葉」であるスイスジャーマンは彼からすれば、文法さえも考えたことがないそうです。 ブログランキングに参加してみました。 クリック頂けたら嬉しいです♪ にほんブログ村
by ricocarlo
| 2012-06-26 06:19
| スイスでお稽古
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