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翌日はとっても素敵なファスネ氏の奥様がサーブしてくださる、これまた美味しいパンと近所のPolignyという村にある、農業学校のヨーグルト、バターでノックアウトされながらスタート! まずはジュラの中でも「比較的都会」なBesancon(Cの下にひげがつきますので、発音はベサンソン)へ。 町にはパリにもあるデパート「ギャラリーラファイエット」があったりするので、規模的にはアルザスのストラスブールくらいでしょうか? 日本でもちょっと古い町とかを「小京都」などと呼びますが、ここも「小パリ」と呼べなくもない佇まいです。 ほら、お菓子やさんのショーウィンドーも可愛いやろぉ。 馬鹿でかいメレンゲがここがパリではない現実に引き戻してくれます。 この町を後にして、次に向かった村は「Arbois(アルボワ)」。 ジュラワインの産地として、有名で道中にも沢山のワイナリーがありました。 私の狙いはチーズ屋さんが隣でやっている、チーズ料理のお店でランチ。 Carloには「ランチ食べるんだったら、朝食もうちょっと控えとくんだった」とぶつぶつ言ってたけど、完全無視。 でも、さすがに最初食べようと思っていた、「フォンデュ・コントワーズ(ジュラ地方のチーズフォンデュで、コンテチーズを使っています)」は無理そうだったので、二人ともタルティーヌにすることに。 村は思っていたよりもこじんまりしてたんだけど、何がびっくりしたって、チーズ屋の隣のショコラ屋さんのウィンドウには、「日本の雑誌に載りました」ってことで、でかでかと雑誌の切抜きが。 こちらのシェフもMOF取得らしい。 そして、チーズ屋さんに入ってオーダーしてふっと横のかごに入ってる雑誌を見ると・・・。日本の「ロハス生活系」雑誌が・・・。ここも載ったらしい・・・。 ということで、小さい村ながら、国際規模です。 世界は近くなってきていますね(笑) さて、フォンデューの代わりに頼んだはずのCarloの「地元ソーセージのタルティーヌ、コンテチーズ添え」 フォンデュの方が軽かったか? そして、私の「チーズのタルティーヌ(チーズの種類書き忘れ)」確実にフォンデュの方が軽かった。 でもね。 どっちもすごく美味しかった。 飽きないように、Carloのにはちゃんとサラミの下にマスタードが塗ってあったり、私のにはチーズの下にトマトが入ってたり。 パンも思ったよりもふわふわ目。 サラダを少し残しちゃったけど完食。 このお店のマスターもすごく素敵な人! 今度は絶対フォンデュ食べに行くぞ! この後、腹ごなしに村を散策。 いやぁ、ここの方が前のベサンソンより好きかも。 このアルボワはグルメ村なんだけど、フランスの細菌学者パストゥールが育った村でもあります。 しばらく歩いていると、私の「あら、素敵」アンテナを刺激するウィンドウを発見。 お花屋さんでした。 中にいたお姉さんが、「入って、入って」と手招きされたので、入っていくとクリスマスリースの製作中。 お店はたたみ6畳くらいで工房という雰囲気。 ちょうど作っていたリーズがすっごく素敵で一目ぼれ。 「これ、買えますか?」と聞くと、「ごめんなさい。これはオーダーが入ってるんだけど、明日でよかったら同じものを作っておくけど」と言ってくれたので、是非お願いすることに・・・。 今は我が家のテーブルで真ん中にキャンドルを入れて楽しんでいます! チーズのお店 Les 4 heures du Cremier 44 Grande Rue 39600 Arbois
by ricocarlo
| 2009-12-07 19:53
| 旅人日記
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